2018/10/17

千紗子と純太「千紗子と純太と君」




めっちゃ地味な話かもですが、千紗子と純太「千紗子と純太と君」の
ジャケ写の壁に飾られている絵を描きました。

純太ことBIOMANから「フィリピンの新興宗教エル・シャダイをテーマに描いてほしい」
と言われ、むっずと思いながらもこういうのは得意なほうなので、
何点か質問したらスラスラ描けました。

発売から1ヶ月ぐらい経ちましたが、私はこのアルバムを毎日聴いています。
単なる昔はよかった的なノスタルジーでは決して片付けられない、
まだうまく言語化出来ない新感覚な懐かしさといいいますか、
更新されたものであり、同時に太古からずっと存在もしているかのような、
えも言われぬ妙な感覚を覚えます。

んー言葉で表すの難しいなー。それだけ純度の高いアートってことなのでしょうか。
アートと言っても決してとっつきにくいものではなく、
ポップスとしての体裁も美しく、非常に私好みな塩梅の作品なのです。

BIOMANとは実家の地元が近所だったりした縁で?
過去に二人展をやったり、彼の作る奈良紹介の冊子に寄稿したり、
ちょいちょい声をかけてくれて関わらせてもらってます。

彼のことを完全に理解などしていないですが、彼のつくるものを観たり聴いたりすると
毎回まず「うん、そうやよな」という、共感とは決して呼びたくない、
もっとぼーっとした、遠くのほうから聞こえてきたやまびこに小さくひとり言で
呼応するような心地よさや切なさを感じます。

話が脱線しましたが、本当に良いアルバムなので是非聴いてみて下さい。
アルバムに関するあれこれ詳細がこちらのサイトに掲載されてますので
興味ある方は是非覗いてみて下さい。

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